2013/12/12

下金について

【下金について】

お客様が「材料にしたい」と
持ち込まれた貴金属のことを
「下金(したがね)」と呼んでいます。

下金を弊店の精錬済みの地金
=いったん純粋な金やプラチナに精錬し、
加工しやすく、加工後は変形がしにくいよう
割金という別の金属を混ぜた地金=と
等価交換して作っています。

 
K18やPt900であることは間違いありませんが、
お客様が持ち込んだ貴金属ではありません。
 

等価交換、すなわち同じ価格の量の
貴金属と交換させて頂くのには理由があり、
ひとつが「持ち目」、もうひとつが「割金」です。


「持ち目」とは、加工開始時に必要な地金量を指します。

弊店では、ジュエリーを作る過程でヤスリを用い、
地金を削り落としながら形を整えていきます。


そのため、加工開始時には、
出来上がり重量をはるかに上回る地金を必要とします。


が、持ち込まれた貴金属類では
「持ち目」に満たないケースが大半です。


「割金」については、金を例に挙げてみます。

 
金は、24分率か1000分率で
その含有率を表されています。


K18は、品物に対し「24分の18」金が
含有されていることをあらわし、
1000分率では「1000分の750」
金が含まれていることを指します。


言い方を変えれば、ジュエリーを構成する
地金のうち「24分の6」は金以外の金属であるということです。


この、金以外に用いられる金属は割金と呼ばれ、
地金を加工しやすく、出来上がってからは
変形しにくくする役割があります。


K18の割り金には銀や銅を使うことが多いものの、
特に規定があるわけではなく、
メーカーや工房によって、その割合や用いる素材はまちまちです。


そのため、下記リンク先のバングルのように
溶かした地金をそのまま使える場合もあれば、
分析にかけて純度100%の金に
戻さなければ加工が難しい場合もあります。
 
http://jewelrycraftdecora.web.fc2.com/BANGLEh-1.html

 
純度100%の金に戻すにあたり
基本分析料金が発生してしまうため、
よほど強いご希望が無い限り、
弊店の地金に差し替えての加工を承って参りました。

 
地金を差し替えてかまわなければ、
どんな貴金属を送ってくださっても
作りたい地金(K18もしくはPt900)に
等価交換して枠を作っていきます。


【関連リング】
Jewerly Craft DECORAのHP(過去作品集)
 Jewerly Craft DECORAのネットショップ 

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