2015/11/21

模様彫りについて

ジュエリー枠は弊店で制作いたしますが、
ダイアモンドの彫り留めおよび模様彫りは
専門の職人さん(彫り師さん)にお願いしています。

以下、弊店が過去に外注した彫り模様です。
(今後、順次追加して参ります)

 
松竹梅 
 
フジオレンジ(ダイアモンド入り)
オリーブ
オレンジの花と松雪草
スミレ
ヒヤシンス
さくら草 竜胆 月桂樹
デイジー

カーネーション
デイジー ヒイラギ
すずらん
浪葉
フジオレンジ(ダイアモンド無し)
唐草
唐草とスミレ
フジオレンジ(カレッジリングタイプ)
竜胆(石枠に彫り)
竜胆(リンドウ)腕に模様彫り
唐草
フジオレンジ(Pt900製・ダイアモンド入り)
カラクサ総彫り
スミレ総彫り

上記は「彫りの見本」の中から選んだ模様です。

下記は弊店で考案した模様です。

K18YG製ペリドット・ダイアモンドペンダントネックレス【リバーシブル】
K18YG/Pt900製非加熱ルビーダイアモンドフルエタニティリング
K18オパール・ダイアモンド ペンダント・トップ【リバーシブル】
K18オパールリング
K18ロードライトガーネットリング
K18/Pt900ロードライトガーネットダイアモンドペンダント・トップ
K18/Pt900スファレライトダイアモンドペンダント・トップ
K18印台リング
K18/Pt900opal・ダイアモンドペンダント・トップ
Pt900製パパラチアサファイアダイアモンド彫金ペンダント・トップ

模様は、ジュエリーの幅やデザインにあわせて
彫り師さんにバランス取りしてもらいます。

ひとつひとつ手彫りするため、おそれながら
例に挙げた彫りとは微妙に仕上がりが異なります。
あらかじめご了承くださいませ。


【関連リンク】

 ジュエリークラフトデコラのホームページ
 ジュエリークラフトデコラのネットショップ

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2014/01/30

ジュエリーのオーダーについて

「ジュエリーを作り変えたいけれど遠くてお店に行けない」
「メールでのやりとりでジュエリーをオーダー出来るの?」
そうしたご質問を良く頂くようになりましたので、
以下、ご案内まで申し上げます。

【メールのやりとりで加工の注文を受けてくれるの?】

お引き受けいたします。

【いくらぐらいかかるの?】

概算工賃見積りページをご覧下さい。
http://jewelrycraftdecora.web.fc2.com/kouchin-1.html

【どんな手順で進めていくの?】

①まず、どんなアイテム作りたいか決めて頂きます。

例えば、
「指輪が作りたい」
「ペンダントが作りたい」
「ブローチが作りたい」
など、ご自身が身に着けたいと思うアイテムを挙げて下さい。

②地金を決めて頂きます。

K18、Pt900、K18とPt900のコンビネーションの中からお選び下さい。


③どんなデザインで作りたいか、方向性を決めて頂きます。

例えば、弊店の過去作品の中から
http://jewelrycraftdecora.web.fc2.com/gallery.html
「こんな雰囲気で作りたい」と示して下さる方もおいでです。

石が同じものでなくても構いません。


 
④ご希望のデザインが、弊店の道具や技術で
加工可能と判断させて頂いた場合、
素材となるルースや貴金属を弊店に送付して頂きます。

地金が十分にあるようであれば、弊店が負担させて頂くのが
工賃だけとなりますので、眠っている貴金属類・金歯など
ございましたらぜひ同梱なさって下さい。

用いなかった分はお返しいたします。

どんな方法で地金やルースを送ればいいの?】

発送は、郵便書留や宅急便など
保険のかけられるものをお薦めします。
 

 
⑤デザイン画を起こします。


 ③でおおまかに決めて頂いたデザインを
お客様のルースにあわせて詰めなおし、
ジュエリーとして用いるのに不都合の無い
形状に設計していきます。

こちらは3D-CADで描いたもので、質量計算ができるので、
何gくらい地金が必要かなど、具体的なことも分かります。
 

 
⑥上記のデザイン画を元にお見積もりをお出しします。
 

 
⑦お見積もりにご納得頂いてから加工開始いたします。
 
お見積もりは若干余分を見てお出しします。

お見積り額がそのままご請求額になることもございますが、
思ったより早く出来た、地金を予測より用いなかった場合などは
金額が下がりこそすれ、時間がかかってしまった、
地金がついてしまったという理由で上回ることは
決してございませんのでご安心下さい。


 
⑧3週間~1ヶ月以内に完成のご案内を差し上げます。


加工を承るにあたってのご注意


弊店にお客様からのルースおよびジュエリーが届いた際に、
ルースにクラックや欠損などが確認出来、
加工作業中の破損率が高いと判断した場合は、
加工依頼をお断りする場合がございます。
(返送にかかる費用はお客様のご負担にてお願い申し上げます)


*素材として持ち込まれたルースやジュエリーは、
各特性に合わせた仕上げと洗浄を行います。


その際、ルースそのものの汚れが落ちてしまい、
元からあった傷が目立つケースも稀にございます。


こちらはお預かりした当時から存在した
傷として取り扱いさせて頂き、弊店では責任を負いかねます。


*ご依頼によって加工するジュエリーは、
お客様のご指定されたサイズで仕上げます。

加工が完了し納品を行った後で、
サイズ変更が必要となった場合は実費で承ります。


*加工前あるいは、加工を承った後、
加工の取り消しを依頼される場合、直ちに作業を止めますが、
すでに作業が開始されている場合は
元の状態では返却出来ない場合がございます。
(例 石を外すために枠を壊した場合など)
また、その際にキャンセル等に要した費用・送料等の諸費用は、実費で
お支払い頂きますので、あらかじめご了承下さいませ。

ご相談はjewelry_craft_decora2000@yahoo.co.jp
までお気軽にお寄せください。

【関連リング】
Jewerly Craft DECORAのHP(過去作品集)
 Jewerly Craft DECORAのネットショップ 

2013/12/12

下金について

【下金について】

お客様が「材料にしたい」と
持ち込まれた貴金属のことを
「下金(したがね)」と呼んでいます。

下金を弊店の精錬済みの地金
=いったん純粋な金やプラチナに精錬し、
加工しやすく、加工後は変形がしにくいよう
割金という別の金属を混ぜた地金=と
等価交換して作っています。

 
K18やPt900であることは間違いありませんが、
お客様が持ち込んだ貴金属ではありません。
 

等価交換、すなわち同じ価格の量の
貴金属と交換させて頂くのには理由があり、
ひとつが「持ち目」、もうひとつが「割金」です。


「持ち目」とは、加工開始時に必要な地金量を指します。

弊店では、ジュエリーを作る過程でヤスリを用い、
地金を削り落としながら形を整えていきます。


そのため、加工開始時には、
出来上がり重量をはるかに上回る地金を必要とします。


が、持ち込まれた貴金属類では
「持ち目」に満たないケースが大半です。


「割金」については、金を例に挙げてみます。

 
金は、24分率か1000分率で
その含有率を表されています。


K18は、品物に対し「24分の18」金が
含有されていることをあらわし、
1000分率では「1000分の750」
金が含まれていることを指します。


言い方を変えれば、ジュエリーを構成する
地金のうち「24分の6」は金以外の金属であるということです。


この、金以外に用いられる金属は割金と呼ばれ、
地金を加工しやすく、出来上がってからは
変形しにくくする役割があります。


K18の割り金には銀や銅を使うことが多いものの、
特に規定があるわけではなく、
メーカーや工房によって、その割合や用いる素材はまちまちです。


そのため、下記リンク先のバングルのように
溶かした地金をそのまま使える場合もあれば、
分析にかけて純度100%の金に
戻さなければ加工が難しい場合もあります。
 
http://jewelrycraftdecora.web.fc2.com/BANGLEh-1.html

 
純度100%の金に戻すにあたり
基本分析料金が発生してしまうため、
よほど強いご希望が無い限り、
弊店の地金に差し替えての加工を承って参りました。

 
地金を差し替えてかまわなければ、
どんな貴金属を送ってくださっても
作りたい地金(K18もしくはPt900)に
等価交換して枠を作っていきます。


【関連リング】
Jewerly Craft DECORAのHP(過去作品集)
 Jewerly Craft DECORAのネットショップ 

2013/08/06

量産品の制作

1品ものと量産品

ジュエリー産業は機械化
されている産業のひとつです。

普段、手作り1品ものジュエリーの
作成過程ばかりご案内しているので、
本日は、形状がシンプルな結婚指輪を例に
量産のジュエリーがどのような
手順で作られるかをご紹介いたします。

①原型作り
まず「原型」を作ります。

量産品1

「原型」は、これまでお目にかけてきた
作成過程のような過程を経て
職人の手によって作られます。
(手作り1品もの=「原型」とお考え下さい)

原型の材料は銀やワックスが多いようです。
(ワックスについては、下記ジャガーのブローチの
作成過程 前編後編をご参照下さい)

②ゴム詰め
続いて、アルミの枠の中に
やわらなかなシリコンゴムを半分入れ、
原型を置き、更にシリコンゴムをかぶせて挟みます。

量産品2

③焼成のプレス
アルミ枠に入れたシリコンゴムを
ホットプレス機で徐々に加圧し、加熱していきます。

量産品3

④ゴム切り
硬くなったシリコンゴムを
形が崩れないように段差をつけて切り開き、
原型を取り出します。

量産品4

原型の形に出来た空洞に

量産品5

⑤ワックス注入
溶けたワックス(蝋燭のようなもの)を流し込みます。

量産品6

溶けたワックスが固まったら取り出します。
こちらをワックスパターンと呼びます。

量産品7

ワックスパターンを複製し、

量産品8

ゴム製の円錐台に重ならないよう付けます。

⑥ツリーの制作
ワックスパターンがまるで木のように見えるので、
(バナナの房が近い印象です)ワックスツリーと呼ばれます。

量産品9

⑦石膏の埋没
ワックスツリーをステンレスリング(筒)で固定し、
石膏を流し込んで脱泡します。

量産品10

⑧脱ロウ・焼成
電気炉に入れて温度を上げ、
ワックスツリーを溶かし、
石膏を焼き固めます。

量産品11

ワックスを完全に燃やすため、
埋没材には、ワックスツリーの形をした空洞が出来ます。

量産品12

⑨鋳造
埋没材の中に出来た空洞に高温で溶解した
貴金属を流し込みます。
量産品13

⑩型からの取り出し
鋳造後、水中に入れて急冷すると、
埋没材が崩れて鋳造したツリーが現れます。

量産品14

⑪仕上げ
鋳造したツリーから指輪を切り離していき、
量産品15
量産品16a

磨いて完成です。

量産品17

上記の手順は、ロスト・ワックス・キャスティングと呼ばれています。

量産品の利点は主に2つあります。

1つ目は、見本と同じものをお客様に提供出来ること、
2つ目は原型加工賃が下がることです。


例えばお店で指輪を試着して
気に入ったデザインがあった場合、
在庫が無くても複製をかけられるため、
必ず同じデザインが手元に届きます。

また、原型加工賃が「作った数分の1」
例えば500本鋳造したら、
原型加工賃は500分の1になるので、
1個単価を下げることが出来ます。

弊店では原型をお客様にお納めしておりますが、
鋳造も面白く、便利な技術だと思います。

【関連リンク】

 ジュエリークラフトデコラのホームページ
 ジュエリークラフトデコラのネットショップ